任意整理の費用は大きく分けて3つに分かれます。
- 着手金
- 基本報酬
- 減額報酬
過払い金が発生している場合は過払い報酬が追加されます。
目次
費用の種類・相場
着手金
弁護士・司法書士に払う初期費用のようなものです。相場は4万円前後ですが無料の法律事務所もあります。
基本報酬
任意整理を行う債権者1件につき加算されます。相場は2~3万円前後です。中には1件目が3万円、2件目以降は2万円などの基本報酬を設定している法律事務所もあります。
減額報酬
任意整理によって少なくなった借金の金額に対して加算されます。減額できる金額は人によって違うのでパーセンテージで設定されています。相場は10%です。
過払い報酬
グレーゾーン金利の見直しにより過払い金が発生していた場合、回収できた過払い金に対して加算されます。過払い報酬も基本報酬と同じくパーセンテージで設定されています。
相場は20%前後です。訴訟が必要な場合は少し高くなる法律事務所もあります。
費用が安い法律事務所
新大阪法務司法書士事務所
内訳 | 金額 | |
着手金 | 0円 | 格安! |
基本報酬 | 20,000円 | 安い |
減額報酬 | 10% (最低2万円) |
相場 |
過払い報酬 | 20% | 相場 |
相場は4万円前後の着手金が無料なのが新大阪法務司法書士事務所のポイントです。
基本報酬も相場より安く、費用を抑えたいなら必ず候補に入れたい法律事務所です。
任意整理の費用例
新大阪法務司法書士事務所に任意整理を依頼した際の主な費用例です。
費用例①
債権者 | 4件 |
借金総額 | 150万円 |
和解金額 | 100万円 |
報酬合計
着手金 | 0円 |
基本報酬 | 80,000円 |
減額報酬 | 50,000円 |
合計金額 | 130,000円 |
費用例②
債権者 | 6件 |
借金総額 | 300万円 |
和解金額 | 150万円 |
報酬合計
着手金 | 0円 |
基本報酬 | 120,000円 |
減額報酬 | 150,000円 |
合計金額 | 270,000円 |
任意整理の費用が払えない!
任意整理の費用を一括で払わなければいけない法律事務所はほとんどありません。分割払いでの支払いが可能です。
任意整理を行った場合、依頼した時点で返済はストップし、和解が終わるまで返済をする必要はありません。
和解の期間はおよそ3ヶ月~半年間なので、この間に法律事務所への費用を分割で支払うのです。
スケジュール例
費用例①のケースだと費用の支払いと返済のスケジュールが下記のようになります。
月 | 費用 | 返済 |
1月 | 30,000円 | 依頼開始・返済ストップ |
2月 | 20,000円 | |
3月 | 20,000円 | |
4月 | 20,000円 | |
5月 | 20,000円 | |
6月 | 20,000円 | |
7月 | 終了 | 和解・返済開始 |
法律事務所によっては費用の支払いに無理がないように、和解のスケジュールを調整してくれる場合もあります。
決して毎月の返済に任意整理の費用が重なるわけではないので安心してください。
返済を止めてもいいの?
任意整理の交渉をしている期間は返済をする必要はありません。また取り立ての連絡も一切なくなります。
法律事務所に任意整理を依頼した時点で、法律事務所から貸金業者へ受任通知を送付します。この受任通知を受け取ると貸金業者は催促の連絡を出来なくなります。
交渉が済み和解が成立してから再度返済が始まります。
相談は無料
任意整理を正式に依頼する前の相談は無料の法律事務所がほとんどです。
相談の際に費用は大体いくらかかるのか、具体的な金額を聞いておきましょう。相談の際は減額報酬が確定していませんが、おおよその費用は出してもらえます。
また、正式に依頼する際は書面にて費用を提示してもらいましょう。
今回紹介した法律事務所
任意整理の費用を安く済ませたい人に選んでもらいたい法律事務所です。