債務整理後、クレジットカードは作れる?

債務整理の基礎知識

何年程度作れなくなるか

債務整理を行うとクレジットカードを申し込んだり、ローンを申し込めなくなる話はよく聞きますが、どのくらい作れなくなってしまうのかというと、債務整理の内容によって変わってきます。

債務整理とは

・過払い金の返還請求
・任意整理
・個人再生
・自己破産

の4種類です。

まず、過払い金の返還請求の場合、そもそもブラックリストに載る事はありません。これは、支払い過ぎた利息を返還してもらうだけなので、信用情報に傷は付きません。

一昔前までは、ブラックリストに載っていましたが、最近ではブラックリストの対象外になったので、過払い金の返還請求をしたからといってクレジットカードが作れなくなるわけではありませんので安心して下さい。

ですので、何年と待たずとも過払い金の返還請求の場合はクレジットカードはすぐに作る事ができます。ただし過払い金の返還請求を行ったクレジットカード会社のクレジットカードは作れない可能性が高くなります。

次に、任意整理の場合ですが、最低でも5~7年間はクレジットカードを作る事が難しいです。なぜなら、個人信用情報機関に金融事故として傷が付いてしまうからです。一度、信用情報に傷が付いてしまうと最低でも5年間は履歴が消されることはありません。

また、任意整理を行ったクレジットカード会社のクレジットカードはずっと作れない可能性があります。これは、逆の立場になってみると、貸したお金がきちんと返ってこないわけだからごく自然の事なのかもしれません。

ですので、任意整理を行った後は最低でも5年はクレジットカードを新しく作るのが難しいと思っておいた方が良いでしょう。

そして、個人再生と自己破産に関しては最低でも10年間はクレジットカードを作る事が難しいと言われています。個人再生と自己破産の場合、個人信用情報はもちろん、官報という国が発行する新聞に氏名と住所が載ってしまいます。

これに載ってしまうと、10年間は債務整理をした履歴が残ってしまうので、その期間はクレジットカードを作る事が難しくなってしまいます。

以上、債務整理の内容によって新たにクレジットカードを作れるようになる期間は異なります。では、債務整理を行っている時に持っているクレジットカードはいったいどうなってしまうのでしょうか。

債務整理中に持っていたクレジットカードはどうなるか

債務整理を行う時に持っているクレジットカードは基本的には、例えそのクレジットカードに借り入れがなかったとしてもいずれ使えなくなります。その理由として信用情報に傷が付いてしまうからです。

では、どのタイミングでクレジットカード会社が信用情報を確認するのかと言えば、まず最初に与信の確認を行った時になります。与信とは、信用を供与することという意味で、信用情報を定期的に確認する業務のことです。

クレジットカードは先に商品をもらった後に後でお金を支払います。通常、現金を先に渡して商品を頂いたり、現金と商品を交換するのが当たり前ですが、クレジットカードは後払いになります。これは相手を信用していないと成り立たないものです。

したがって、相手がきちんと信用できるかどうか与信の確認を行うのです。その与信ですが会社によって期間は違い、きちんとした会社では数カ月に1回は確認をしています。ただし、会社によっては更新まで与信確認をしないところもありますので、そうなると債務整理の事実がバレないまま利用できてしまうこともあります。

しかし、クレジットカードには必ず更新月がやってきます。クレジットカードは期限が設けてあるので、期限がくると新しいカードが送られてきます。この時、必ずクレジットカード会社は信用情報を確認します。

そのため、クレジットカードの更新の時に必ず解約させられます。運が良ければ、更新期限までたまたま残しておけるかもしれませんが、更新月がきたらアウトです。

債務整理をしても確実に作れるクレジットカードってあるの?

債務整理をするとクレジットカードを5~7年間は作ることが難しくなるわけですが、その代わりとして便利なのが銀行で発行されるデビットカードになります。デビットカードとは銀行の口座と連動しているので、使った時点で口座から現金が引き落とされる仕組みになっています。

ですので、銀行の預金残高以上に引き出す事ができません。また、分割払いにも対応していません。しかし、現金がない時はデビットカードで対応する事ができるし、ネットショッピングもデビットカードで行えます。

自分がメインにしている銀行のデビットカードを持つと大変便利なので是非作っておくと良いでしょう。

以上、債務整理後はクレジットカードが作れるかどうかについてお話してきました。基本的には、一定期間が経過すればクレジットカードを新たに申し込む事は可能です。ただし、債務整理を行ったクレジットカード会社のクレジットカードは一生作れないかもしれないと思っておいた方が良いでしょう。

また、クレジットカードの代替えにはなりますが、デビットカードは大変便利です。是非、検討してみて下さい。

債務整理の基礎知識


    PAGE TOP