奨学金を返済できない時は債務整理が可能

債務整理の基礎知識

ノートとペン

債務整理と聞くとクレジットカードやキャッシングのイメージがありますが、奨学金も日本学生支援機構が債権者の立派な借金です。奨学金はそもそも借金なのか、専門家に聞いてみました。

奨学金を延滞するとどうなるか?

shiru返済の滞納1ヶ月目は督促の電話と文書の通知が届きます。また、2ヶ月以降は延滞金が発生してしまいますね。さらに3ヶ月以降は連帯保証人、保証人に連絡がわたり、4ヶ月目以降は、個人情報機関に登録されてしまいます。いわゆる「ブラックリスト」です。ブラックリストに載ってしまいますと、クレジットカードの発行やローンを組むことが難しくなってしまいます。

<詳しく>ブラックリストに載る期間

奨学金の返還が困難なときの具体的な方法は?

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主に、4つありますね。

1.返還の猶予・減額・免除を認めさせる

2.自己破産などの法的整理

3.ほかの借金があれば整理する

4.法テラスの利用

1.返還の猶予・減額・免除は適用条件が厳しいため「奨学金問題対策全国会議」に相談することをおすすめしています

また、奨学金の支払いが困難になった時は債務整理出来ます。

債務整理はどのようにしていく?

shiru 奨学金を任意整理した場合だと、保証人は親にしていることが多いですから、親に請求が行きます。債権者を選ぶことが出来るので、奨学金を対象外にすることは可能ですが、奨学金を借りる目的は学費を賄うことがほとんどですから、数百万借りている人がほとんどです。債務整理するのに適していますが、保証人が親なのがネックになっているのが現状です。

借りている額によっては、自己破産や個人再生が対象になることも多く、債務整理を断念してしまうこともありますね。

 親が債務整理していたら子供に影響あるのか?

shiru親が債務整理したからといって子供がブラックリストに載ることはありません。

以上のように、奨学金は債務整理をしたくても、保証人が親であることが多いので、親に迷惑をかけたくないと躊躇してしまいます。しかし、利息が低く設定されている奨学金でも積もり積もると返す額が増えてしまいます。また、最近では、機関保証人制度ができ、保証人が親ではなく、日本国際教育機構(保証期間)が代弁弁償され、あとから奨学生に返還を請求します。

日本の奨学金そのものの問題点と学費の高さ

奨学金の学資ローン化

現状、奨学金を利用して学業を終えた学生が、卒業とともに多額の借金を抱え返済に苦しんでいるのです。無慈悲に取り立てることによって、次世代を担う豊かな人間性を備えた創造的な人材を台無しにしているのが実態です。

そのため、奨学金の利用を断念し、進学をあきらめる若者も少なくありません。

奨学金は借りやすい

奨学金といえども結局は借金です。何百万円という大金をわずかな金利で貸しているにもかかわらず、銀行や消費者金融に比べ審査が緩いのです。

また、奨学金を借りた人の約5%、約17万人が3ヶ月以上の延滞をしています。

「奨学金が返済できないのは自己責任」という意見が大多数ですが、この安易に貸している現状も奨学金返済の問題点ではないでしょうか。

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