バイト先の先輩に脅されて貸してしまった1000円

借金体験談

ロッカールーム

現在35歳の女性(主婦)、個人的なお金の貸し借りで、非常に嫌な思いをした経験談です。

仲の良いバイト仲間のピンチを助けた

結婚前の24歳当時、京都市内でフリーターとしていくつかアルバイトのかけもちをしていました。そのうちのひとつ、週末中心のイベント手伝いのバイトで長く続けていたものがあります。同年代の友人がおり、そのうちBさんとは特に仲良くしていました。私は親元を離れて一人暮らしだったのですが、彼女は地元育ちです。その強みを生かして、「映画村のイベント券をもらったから、一緒に行こうよ」「おもちをついたからお母さんが持っていけって」という風に、私に対してもとても温かな好意を持ってくれていました。私も彼女が大好きで、よく一緒に遊んだものです。

そんな彼女がピンチに陥ったことがありました。大学院生だった彼女は、バイト先から直接キャンパスに行き来することがたびたびあったのですが、その日は研究旅行か何かに直接行くつもりで、バイト先に大きな荷物を持参していました。帰り際に「うひゃっ」と変な声を出すのでどうしたのかと聞くと、財布を家に置いて来たと言います。交通費としていつもの電子マネーパスだけは持っているものの、直接出向く旅先での食費や雑費分などがない、というのです。いったん家に帰ると、予定の特急列車を逃してしまうかもしれない、と焦っていました。そこで私は「これで間に合う?」と、財布にあった8000円を差し出したのです。Bさんは感謝してそれを受け取り、「旅行から帰り次第、すぐにかえしに行くから」と言いました。その言葉の通り、次の週に彼女は私の自宅へわざわざ、封筒に入れた8000円を届けてくれたのです。

Bさんとのやり取りを見ていた先輩

このやりとり、バイト先更衣室の一角でひそひそ声でしていたつもりだったのですが、運悪くAさんと言う一つ年上の先輩女性に見られていたのです。彼女は男性客に受けがよい派手な感じの女性でしたが、私は全く親しくはしていませんでした。ある閑散とした日、Bさんがおらずに私とAさんだけがシフトに入っていた夕方のこと。Aさんが帰り際、「悪いんだけど、いくらか貸してくれない?財布忘れちゃって、バス代がないの」と近寄ってきました。親しくもないAさんなのに変だなと思い、とっさに「今、手持ちがなくて…」と言うと、表情ががらりと変わって「Bにはほいほい貸しても、あたしには出せないってのかよ?」とすごんできたのです。

それに圧倒され、つい財布にあった1000円を渡してしまいました。それを持ってAさんは帰って行きましたが、次に会った時も、その次も、返すようなそぶりは全く見せません。思い切って「Aさん、先々週の1000円…」と言うと、「何言ってんの?」と言われてしまいました。

上司に相談したが解決せず

直属の上司にそれとなく相談してみたのですが、「1000円じゃねえ…貸した証拠もないんでしょ?」と逆に変な顔をされてしまったのです。

それをきっかけに、このバイト先はどんどん変な雰囲気に感じられて行きました。折よく似た形態での別のバイト先が見つかったので、Bさんと一緒にそこに移転するかたちでやめてしまいました。

Bさんとは信頼のある仲でしたから、お金のやりとりにも迷いはなかったのです。ですが、それをAさんにこんな風に狡猾に利用されてしまったと思うと、若い時分のこととはいえ、腹が立って仕方がありません。お金の貸し借りで嫌な思いをした経験です。

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