突然の入院に両親が用意した100万円を完済した

借金体験談

救急車とお金

43歳の専業主婦の女です。愛知県に住んでいます。

突然の入院 病気よりも費用が心配

人生の中で1度だけお金を借りたことがあります。それは、借りた相手は両親です。
10年前、1人暮らしをしながら働いていた時、突然病魔に襲われました。病院での診察後、そのまま入院となるぐらいの症状でした。手術はせず、しばらく絶対安静という形での入院でした。

それまで元気に過ごしていただけに、まさか急に入院とはと、自分でも驚きでした。その時すぐに頭によぎったのは、お金のことでした。入院費がどれぐらいになるのかが気になって、病気よりもお金の心配をしていました。担当の医師にどれぐらいの入院になるかと聞いたところ、まだわからないとの返事でした。状態を見て判断するとのことだったので、1週間程度になるのか、それとも1ヶ月ぐらいかかるのかも未定でした。それがより費用に対しての不安を大きくしていました。

両親がすべてを察知

そんな私の様子を見て、お見舞いに来た両親はすぐに察知しました。母親から「お金のことは心配しなくていい、とにかく今は病気を治すことだけを考えなさい」と言われました。

その言葉通り、2週間後の退院時に迎えに来た母親の手には100万円の封筒がありました。その100万円の中から30万円を抜き取り、入院費として支払いをしました。残りのお金を返そうとしたところ、当面の生活費にするよう言われました。しばらく働けない状況であったことで、何かとお金が必要となることをすべて見透かされていたのです。有難く100万円を借りることにしました。

両親としては、貸したというつもりではなく、子供のために入院費を払ってやったという気持ちだったみたいです。そのため、私が職場復帰し、少しずつ返済しようとしたお金もなかなか受け取りませんでした。しかし、親子の関係であるとは言え、お金を借りたことには変わりがないのだから100万円しっかり返済したいとの気持ちがあったので、返し続けることにしました。

月1万円ずつというかなり遅いペースでしたが、なんとか完済することができました。両親はまさか完済するとまでは思っていなかったらしく、最後の1万円を返済する時には、少し驚いていたようでした。

万が一のための貯蓄が大切だと実感

お金を借りれば、返すのは当たり前のことです。しかしこの入院費のことがあったおかげで、その当たり前のことがかなり大変だというのも知ることができてよかったです。

借りるのはすぐですが、返済するのは時間がかかりますし、かなり大変でした。そう考えると、また借りるようなことにならないよう、何かあった時のために普段から貯蓄しておくことが大切だと思いました。

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