お金を貸すということを安易に考えた結果裏切られた

借金体験談

封筒とお金

お金を貸した側になったことがあります。貸した相手は小さいながらも従業員もいる会社の経営者で、その方のアイデア一本でこれまで成り立ってきたまさに個人商店でした。

返済されるものと信じて資金援助

そんな会社と取引上の関係があったものですから、はっきりいって経営状態がいきなり悪くなっては困ると、トータルで50万円の資金援助をしました。少しずつ分割で貸していたので、個人としての負担はそれほど大きくはなかったのですが、次第に貸し出す金額が大きくなるにつれて少しずつ不安になってきました。

一般社会では定年を迎えていてもおかしくはない男性社長に対して、はるかに若輩者が金銭を貸し与えるという構図は後からするととても不自然なことでした。しかし当時は会社経営がうまくいっているものだと信じていましたし、やがて返済もされるものと信じていました。それだけにさらなる無心にも応えてしまっていました。

もちろん、お金を貸す以上、その目的や返済の計画については、口頭でしたが説明をしてもらっていました。その都度事業資金に充てるだとか、緊急的に資金が必要だとか申し出るのでやむを得ず貸していました。仕事の関係での付き合いがあったのですが、自信に溢れていてその経験を語っていることはとても楽しげだったことが印象的です。

完全に崩壊した信頼関係

それにも関わらず、金銭の貸し借りがはじまってから人間関係がおかしくなってきました。何よりもすぐに1円も返済できないことを疑問に感じて問だだすと、近い将来とうやむやになってしまいました。

さらに会社の経理担当と話し込む機会があったのですが、あまり経営状態がよくないことや資金繰りに工面していることがよくわかりました。さらには貸したはずのお金は会社には入っていないこともわかってきました。

会社の資金として借りたいというので、取引先の人間として協力したにも関わらず、個人で使用してしまっていたことがわかり、もはや信頼関係は完全に崩れてしまいました。

お金を貸すことを安易に考えていた結果

しかしその後は会社も倒産しましたし、本人との連絡もとれなくなったので、貸したお金は回収できないままになっています。お金を貸すという行為を安易にしすぎた結果ですし、貸す相手を間違えたと多いに反省するとともに学習しました。いまさら連絡先を探して取り立てをしたとしても、国民年金で細々と暮らしている可能性の方が高いので、貸したお金の回収はおそらくできないことでしょう。

そんな後ろ向きなことを思うよりも、今後の暮らしのことを前向きに考えようとしています。

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